2013年6月15日土曜日

争議勝利解決報告を『労働法律旬報』に書きました/ Victory Report

パシフィック・ビーチ・ホテル争議の勝利解決報告を『労働法律旬報』に書きました。以下のリンクからPDFファイルをダウンロードして読めます。ご一読下さい。

高須裕彦「パシフィック・ビーチ・ホテル争議勝利解決報告:新たな国際連帯の模索(上)」『労働法律旬報』1792号(2013年5月25日発行)
高須裕彦「パシフィック・ビーチ・ホテル争議勝利解決報告:新たな国際連帯の模索(下)」『労働法律旬報』1794号(2013年6月25日発行)
http://www.fair-labor.soc.hit-u.ac.jp/rh-junpo/130625.pdf

English translation
Hirohiko Takasu, "Pacific Beach Workers Struggle for Justice Victory Report -- Seeking a new international solidarity" .

2013年4月28日日曜日

パシフィック・ビーチ・ホテルをご利用下さい。Please patronize the Pacific Beach Hotel.

パシフィック・ビーチ・ホテルにおける労働争議が全面解決し、解雇されていた労働者たちも職場復帰しましたので、ボイコットキャンペーンは終了しました。ハワイにお越しの際には、パシフィック・ビーチ・ホテルをどうぞご利用下さい。

[English-Japanese version] Video on the event to celebrate the victory of workers over the Pacific Beach Hotel on April 26.

日英版ビデオ:4.26パシフィック・ビーチ・ホテル争議解決報告集会



パシフィック・ビーチ・ホテルの当該労働者とILWUの役員を招聘し、4月26日に争議解決報告集会を開催しました。労働者たちは2002年から闘いを続けてきました。

We invite ILWU officials and  a worker at the Pacific Beach Hotel in Honolulu. We had an event to celebrate the victory of workers over the Pacific Beach Hotel on April 26. They had fought against the management of the hotel since 2002.

4月26日の争議解決報告集会で配布した『パシフィック・ビーチ・ホテル争議勝利解決報告:新たな国際連帯の模索』は以下からダウンロードできます。
http://www.jca.apc.org/labornow/PBH_Report_April26_2013.pdf (Only Japanese version)

2013年4月4日木曜日

4.26パシフィック・ビーチ・ホテル争議 解決報告集会のご案内

ハワイのワイキキにあるパシフィック・ビーチ・ホテルにおける10年余わたる労働組合つぶし、組合員の解雇をめぐる労働争議が2013年1月14日に全面解決しました。2013年1月よりホテルの運営会社がかわり、経営は反組合の方針を全面的に転換し、全米港湾労組142支部(ILWU Local142)と円満に和解解決しました。組合は経営側と労働組合の基本的な権利や労働条件を定めた労働協約を新たに締結しました。なお、解雇された労働者たちは全国労働関係局(NLRB)の命令を受けて復職していましたが、経営側が連邦裁判所に命令取り消し訴訟を起こし、争議は継続していました。
宿泊客の8割が日本人であるので、AFL−CIOと全米港湾労組(ILWU)の要請を受けて、連合、国際運輸労連(ITF)、交運労協(ITF-JC)、国際食品労連(IUF)、国際食品労連日本加盟組合協議会(IUF-JCC)、サービス連合(旅行会社を組織)、全国港湾、全港湾、Labor Nowなどが連携して支援してきました。長期にわたる闘いとなりましたが、本当に成果を上げた国際連帯となりました。
つきましては、4月26日に争議解決報告集会を開催することとなりました。報告集会には、パシフィック・ビーチ・ホテルで長年働いてこられたカペナ・カナイウプニさん(Kapena Kanaiupuni;ILWUパシフィック・ビーチ・ホテル交渉単位代表)をはじめ、ILWUの役員のみなさんが参加されます。多くのみなさんにご参加を呼びかけます。
なお、労働争議が円満に解決しましたので、パシフィック・ビーチ・ホテルのボイコット・キャンペーンを終了しました。今後はパシフィック・ビーチ・ホテルをぜひご利用下さい。ご支援いただいたみなさん、大変ありがとうございました。
4.26パシフィック・ビーチ・ホテル争議解決報告集会
日 時:2013年4月26日(金)18:30〜19:45
場 所:連合会館(旧総評会館)3階AB会議室
内 容:経過報告、ILWU並びに当該労働者からの報告など
主 催:ITF東京事務所
    全日本交通運輸産業労働組合協議会(交運労協、ITF-JC)
    国際食品労連日本加盟労組連絡協議会(IUF-JCC)
    日本労働組合総連合会(連合)
連絡先:ITF東京事務所 Tel:03-3798-2770

2013年2月12日火曜日

The workers at the Pacific Beach Hotel got a new labor contract.

パシフィック・ビーチ・ホテルの労働者たちが新しい労働協約を獲得!

The Workers United Will Never Be Defeated! 団結に敵なし!

























協約批准のための組合員投票での記念写真

2013年1月23日水曜日

ボイコット・キャンペーンを終了しました

労働争議が円満に解決しましたので、パシフィック・ビーチ・ホテルのボイコット・キャンペーンを終了しました。 

ご協力、大変ありがとうございました。 

今後は良好な労使関係を確立したパシフィック・ビーチ・ホテルをぜひご利用下さい。

ILWU lifted the boycott of the Pacific Beach Hotel. Please patronize it.

パシフィック・ビーチ・ホテル争議円満解決のお知らせ

ハワイのパシフィック・ビーチ・ホテルにおける5年余わたる労働組合つぶし、組合員の解雇をめぐる労働争議が2013年1月14日に円満に全面解決しました。解雇された労働者たちは全国労働関係局(NLRB)の命令を受けて、すでに復職しています。2013年1月よりホテルの運営会社がかわり、経営は反組合の方針を全面的に転換し、全米港湾労組142支部(ILWU Local142)と円満に和解解決しました。組合は経営側と労働組合の基本的な権利や労働条件を定めた労働協約を新たに締結しました。 

宿泊客の多数が日本人であるので、AFL−CIOと全米港湾労組(ILWU)の要請を受けて、連合、国際運輸労連、交運労協、国際食品労連、サービス連合(旅行会社を組織)、全港湾(ILWUの兄弟組合)、Labor Nowが支援してきました。成果を上げた国際連帯となりました。解決を喜びたいと思います。 

ご支援いただいたみなさん、ありがとうございました。

ILWU and Management settled the labor dispute. Both parties reached to agree a labor contract and have  a good relationship on January 14, 2013.

Thank you very much for supporting workers at the Pacific Beach Hotel.


2011年8月19日金曜日

Japanese unions will have a rally to support the PBH workers on September 9, 2011.

9月9日(金)
ハワイ・ホノルルのパシフィック・ビーチ・ホテル労働争議
全国労働関係局勝利命令報告集会へ
~全米港湾労組代表団来日~
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●2011年9月9日(金)18:00~20:00 
●連合本部A・B会議室(総評会館3階)
●集会内容
勝利命令解説:宮里邦雄さん(弁護士)
全米港湾労組から闘いの報告:
McEllrath本部委員長、Furtado本部副委員長
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「全米港湾倉庫労働組合142支部」(ILWU)は、2002年以来、米国ハワイ州ホノルル、ワイキキ・ビーチにある「パシフィック・ビーチ・ホテル」において、従業員の組織化を進めてきました。しかし、ホテルの経営側は組合づくりをことごとく妨害してきました。2007年12月1日、経営側は、組織化の中心を担ってきた従業員を中心に32名を突然不当解雇し、団体交渉を拒否し、計画的かつ悪質な組合攻撃をかけてきました。
ILWUは、全国労働関係局(NLRB)に対して不当労働行為救済の申し立てを行い、解雇撤回と組合承認を求める闘いを続けています。
NLRBは、2011年6月14日に、組合の主張を全面的に認めて、32名の解雇撤回と復職や労働条件の不利益変更の撤回などを含む完全勝利の救済命令を交付しました。
そこで、9月9日にILWUからの代表団を迎えて、報告集会を開催いたします。多くのみなさんのご参加を呼びかけます。
同ホテルの利用者の7割以上が日本からの顧客ですので、AFL-CIOとILWUは日本の労働組合へ支援要請しています。連合、交運労協、IUF-JCCなどが支援を決定し、取り組みを進めています。
主 催:  ITF東京事務所、全日本交通運輸産業労働組合協議会(交運労協、ITF-JC)、国際食品労連日本加盟労組連絡協議会(IUF-JCC)、日本労働組合総連合会(連合)
連絡先:ITF東京事務所(108-0023港区芝浦3-2-22田町交通ビル、Tel:03-3798-2770)

2010年5月31日月曜日

Japanese unions had a rally to support the PBH workers on May 31.

5/31パシフィック・ビーチ・ホテル争議報告集会を開催
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5月31日に、パシフィック・ビーチ・ホテルの労働者を支援する日本の労働組合は、争議報告集会を開催しました。産別組合の代表者や関心を持つ市民ら54名が集まりました。復職した労働者からのメッセージビデオの上映、争議経過報告、ホノルル地裁の救済履行命令の内容、宮里邦雄弁護士(日本労働弁護団会長)から「アメリカの不当労働行為救済制度」に関する講演、旅行会社を組織するサービス連合、全米港湾労組の友誼組合である全港湾労組から取り組みの報告を行いました。

一日も早い争議の最終解決を求めて、引き続き、各労働組合で組合員に対して本争議を周知し、ホテルのボイコットや支援運動を強力に進めていくことを確認しました。

当日配布資料
宮里邦雄「アメリカの不当労働行為救済制度」(ここをクリックすればダウンロードできます)

当日の写真















上左:主催者挨拶:飯嶋雄二さん(ITF東京事務所)
上右:経過報告:高須裕彦さん(一橋大学フェアレイバー研究教育センター)
下左:講演:宮里邦雄さん(弁護士・日本労働弁護団会長)
下右:産別の取り組み報告:横山征夫さん(サービス連合・JTBグループ労組連合会会長)
















下左:産別の取り組み報告:伊藤彰信さん(全港湾労組委員長)
下右:閉会挨拶:塩田正行さん(連合国際局長)

2010年5月30日日曜日

Messages from the Workers at Pacific Beach Hotel.

パシフィック・ビーチ・ホテル労働者からのメッセージ
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3月29日の連邦裁判所は、パシフィック・ビーチ・ホテルに対して、解雇した労働者の復職命令を出しました。以下のビデオは復職した労働者からのメッセージです。

制作:全米港湾労組ローカル142 字幕:Labor Now
2010年5月 7分24秒

原題 Messages to the Japanese Unions form the Workers at Pacific Beach Hotel
http://www.youtube.com/watch?v=Vg_3c5mZtTw

2010年4月28日水曜日

Japanese unions will have a rally to support the PBH workers on May 31.

(終了)
ハワイの「パシフィック・ビーチ・ホテル争議」報告集会を下記のとおり開催します。宮里弁護士によるアメリカの不当労働行為救済制度に関する講演もあります。自由に参加できますので、ご参加下さい。
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パシフィック・ビーチ・ホテル争議報告集会
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日時:2010年5月31日(月)

内容:経過報告、ビデオ上映、産別の取り組み
   講演:アメリカの不当労働行為救済制度と救済履行命令の意味:
              宮里邦雄さん(弁護士、日本労働弁護団会長)

主催:ITF東京事務所
   全日本交通運輸産業労働組合協議会(交運労協、ITF-JC)
   国際食品労連日本加盟労組連絡協議会(IUF-JCC)
   日本労働組合総連合会(連合)

連絡先:ITF東京事務所(108-0023港区芝浦3-2-22田町交通ビル、Tel:03-3798-2770)
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2010年4月20日火曜日

The Federal District Court in Honolulu decided the injunctive relief against the HTH Corporation on March 29, 2010.

2010年3月29日 連邦ホノルル地方裁判所は

       HTH社に対する救済履行命令を決定

3月29日、連邦ホノルル地裁はHTH社とパシフィック・ビーチ・ホテルに対する救済履行命令(ここをクリックすれば命令書の原文がダウンロードできます)を決定しました。

救済履行命令の内容は、組合を承認し、誠意をもって交渉すること、解雇された組合交渉委員らを復職させること、一方的な労働条件の不利益変更を無効とすること、命令書の写しを掲示すること、その内容を従業員の前で読み上げることなどです。これはNLRB支局の救済命令に続く、組合側完全勝利命令です。

救済履行命令は、救済命令が確定するまでの間、暫定的に命令の履行を強制する決定です。命令に従わないと法定侮辱罪となり、過料が科せられます。

現在ホテル側は、解雇された交渉委員らの復職を受け入れ、命令を履行する一方、本部で争いを続けており、争議が解決した訳ではありません。ILWU(全米港湾労組)は引き続き、パシフィック・ビーチ・ホテルのボイコットの継続を呼びかけています。

争議の最終解決まで、シフィック・ビーチ・ホテルには泊まらない取り組みを引き続き進めていきましょう。みなさまのご理解とご支援をお願いします。

地元メディアの報道(ここをクリック)

2010年1月17日日曜日

The NLRB went to District Court in Honolulu to file an injunction against the hotel on January 7.

NLRBは、ホノルルの連邦裁判所に

 HTH社に救済命令の履行命令を求める訴訟を提起

2010年1月7日にNLRB(全国労働関係局)は、ホノルルの連邦地裁に、9月に出されたNLRBの救済命令をHTH社に履行させる命令(injunction)を求める訴訟を提起しました。

これは、日本の労働委員会が救済命令の実効確保のために、裁判所に「緊急命令」を求める訴訟と同一のものです。最近、NLRBはほとんどこのような訴訟を起こしていないので、その点で、NLRBは本件を悪質な事案と見ているのではないか思われます。

私たちは、HTH社が一日も早くNLRBの救済命令に従い、解雇者を復職させ、誠意をもって団体交渉に応じることを求めています。

2010年こそ争議解決の年にしたいと思います。みなさまのご支援をお願いします。

2009年10月29日木曜日

Management unfairly appealed the order.

経営側は救済命令へ不当にも異議を申し立てる

パシフィック・ビーチ・ホテル争議に関するNLRBの救済命令(組合完全勝利の命令)に対して、ホテルの経営側は、10月28日までにワシントンの全国労働関係局委員会(日本の中央労働委員会に相当)に不当にも異議申し立てを行いました。

1日も早い争議の解決を求める当該労働者や支援者たちの思いを踏みにじる経営側の対応を断じて許すことができません。

本日(10月29日)、国際運輸労連東京事務所、交運労協、連合、サービス連合、全港湾労組は、業界団体であるJATA(日本旅行業協会)や主要旅行会社に対して争議の早期解決へ向けて可能な対応を行うこと、関係者への情報提供を行うことなどを要請しました。

日本の労働組合は、全米港湾労組と連帯しながら支援運動を続けていきますので、ご支援ご協力をお願い致します。

地元メディア(Honolulu Advertiser)の報道はこちらをご覧下さい
地元メディア(Star Bulletin)の報道はこちらをご覧下さい

2009年10月17日土曜日

The ILWU won the NLRB decision on September 30.

全国労働関係局(NLRB=日本の労働委員会に相当)から

2009年9月30日 完全勝利の

救済命令を勝ち取る
  • 7名の交渉委員らの解雇を撤回し、復職させ、賃金を解雇時点まで遡って支払うこと。
  • 直ちに労使関係法に基づいた労使交渉先として組合(ILWUローカル142)を承認すること。
  • 誠意をもって組合との団体交渉に応じること。
  • 組合と交渉しないで一方的に実施した労働条件の変更を撤回し、従前の労働条件を回復し、損害を補償すること。
  • ポストノーティス(命令内容の掲示)など19項目。
組 合(ILWU)は全国労働関係局(NLRB=日本の労働委員会に相当)に不当労働行為救済申し立てを行い、闘いを続けてきましたが、2009年9月30 日、NLRBは組合側主張を全面的に認める救済命令を交付しました。組合(ILWUローカル142)は会社側が1日も早く命令を受入れ、争議を解決するこ とを求めています。

HTH社はNLRBの救済命令に従え!!
10.16争議報告集会を開催する

同ホテルの利用者の7割以上が日本からの顧客ですので、 AFL−CIO、ITF、IUFなどの要請を受けて、連合、交運労協(ITF-JC)、IUF-JCC、全港湾労組、サービス連合など日本の労働組合全体 として支援運動を取り組んできました。


本救済命令交付を受けて、10月16日、連合本部会議室で報告集会を開催しました。主催団体(
ITF東京事務所、交運労協、IUF-JCC、連合)、傘下の産別組合の代表者、旅行会社やホテルを組織するサービス連合、ILWUと共闘関係にある全港湾労組などが参加しました。救済命令や調査委員会報告の内容について報告し、今後の支援運動について議論しました。傘下の組合員への争議情報の周知徹底、取り組める組合はこのホテルを利用しないことなどを確認し、引き続き現地と連携しながら支援運動を強め、HTH社に救済命令の履行、争議の全面的な解決を求めていくこととなりました。















10.16報告集会の発言者 右は宮里邦雄弁護士(日本労働弁護団会長)















(写真は連合提供)
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詳しい関係資料(日本語・PDF)はこちらからダウンロードできます。
最新のビラ(日本語・PDF)はこちらからダウンロードできます。
NLRBの救済命令の原文(英語)はこちらからダウンロードできます。
地元メディア(Star Bulletin)の報道はこちらをご覧下さい
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2009年10月16日金曜日

The Commission released a report to investigate labor and management practices at the Pacific Beach Hotel.

パシフィック・ビーチ・ホテルの労使関係に関する
調査委員会報告が発表される


地元キリスト教会の牧師やハワイ大学の教授などの有識者で構成される調査委員会がこのホテルの労使関係について実態調査を行い、2009年10月15日、その報告書を発表しました。

同委員会は、組合支持者・不支持の者を含む38名の従業員の証言を聞き、経営側が組合支持者に対する嫌がらせや脅迫、差別を行い、結果として顧客に対するサービスの質を落としているなどの実態を明らかにしました。

同委員会はハワイの社会全体のために、地域コミュニティが争議の解決策を考え出して、1日も早く解決することを提言しています。

報告書(要約・日本語)はここからダウンロードできます。
報告書(全文・英語)はここからダウンロードできます。
地元メディア(Star Bulletin)の報道はこちらをご覧下さい

















調査委員会の記者会見の後で、調査委員会委員と同席した州議会議員たち(2009年10月15日)

2009年5月13日水曜日

RENGO had a regular meeting with AFL-CIO.

連合とAFL-CIOとの定期協議でPBH争議が議題に

2009年4月30日から5月1日に、連合とAFL-CIOとの定期協議がワシントンDCで開催され、パシフィックビーチホテル争議が取り上げられました。AFL-CIO側からPBH争議については、連合をはじめとする日本の組合が同ホテル不使用や署名などの連帯活動に取り組んでいることに対して、感謝の意が表明されました。

連合のウェブサイト「米国AFL-CIOと定期協議を開催」

2009年5月9日土曜日

2009 Golden Week Picket Lines.

2009年 ゴールデンウィーク(4月29日〜5月6日)

パシフィックビーチホテル前抗議行動を実施


全米港湾労組と「ビーチに正義を」は、不当解雇の撤回と団体交渉を求めて「パシフィックビーチホテル」のボイコットを呼びかけています。ゴールデンウィーク中(4月29日から5月6日まで)は、昨年(2008年)と同様に、コミュニティの人々の支援を受けながら、連日、ホテル前での抗議行動や集会を実施しました。

日本の観光客のみなさまのご理解と解雇撤回闘争へのご支援をお願い致します。






関係資料(以下をクリックすればダウンロードできます):

 日本の旅行会社に送付したニュース(日本語/PDFファイル)

 現地で配布したビラ(日本語・英語/PDFファイル)

現地報告:4月29日のホテル前行動(ここをクリック下さい)

2009年4月5日日曜日

The NLRB concluded the trial on February 27th.

2月27日 全国労働関係局(NLRB)の審問が終結

2月27日、組合が全国労働関係局(NLRB、日本の労働委員会に相当)に申し立てた不当労働行為事件(解雇や団交拒否=連邦労働関係法違反)に関する審問が終結しました。最終書面の提出日が5月3日となりました。この夏にも全国労働関係局の判断が出されると予想しています。

2009年2月8日日曜日

The NLRB trial will resume on February 19, 2009.

全国労働関係局(NLRB)の審問が2月19日から再開

全国労働関係局(NLRB)はILWUによる解雇や団交拒否などの不当労働行為救済申し立てを受理し、2008年11月に第1回目の審問が開かれ、組合側証人の証人尋問が行われました。第2回目の審問は2月19日から27日まで開かれ、会社側証人の証人尋問が行われます。これをもって、不当労働行為審査は結審すると思われ、この春にも決定が出そうです。結果にご注目下さい。

2月2日真相究明委員会(Truth Commission)がスタート

2月2日、ホノルル市長やキリスト教協会の牧師、大学教授、フィリピン系コミュニティのリーダーたちによって構成される
真相究明委員会(Truth Commission)がスタートしました。この委員会は労使双方から証言を聞き、パシフィックビーチホテルの争議の真相を明らかにし、報告書を出す予定です。その報告書に注目下さい。